GRⅢ

これはα7SⅢで撮った

以前にも書いたかもしれませんが、最近さらに気に入ってきましたのでGRⅢについてお勧めしてみます。

まず、GRⅢの良さってコンパクトなところですよね。大抵のポケットにもすっぽりと入りますし、260ｇととても軽量です。通勤・通学のスナップにも良いし、家族とお出かけの際にも良い。それでいて画質もそこそこ綺麗にとれます。いや、十分に綺麗に撮れますね。

スマホで見るだけならiPhoneやスマホでも十分綺麗なのでしょうけど、大きな画面で見るときにはどうなんでしょうか？スマホで写真を撮ることは殆どないので適当なことは言えませんけど、私の記憶にあるスマホ写真は小さな画面用かなと。また、立体感を感じるような写りではなかったと思います。

これから技術進歩でデジタル処理によるボケの綺麗さは向上していくでしょうけど、ピントが合った中で感じる立体感は再現できないんじゃないかな？出来ないで欲しい・・・。

GRⅢの写真にはボケによるものだけではない立体感を感じることがあります。

GRⅢになって、画素数が2400万画素程になりました。画素数が多ければ良いってもんではないのでしょうし、GRⅡの1600万画素程が良かったという声もあるでしょう。でも2400万画素あれば下の写真を上のようにクロップできますね。

GRⅢ自体にもクロップ機能はあるし、RAW現像時にクロップしても良い。GRⅢのレンズが28ｍｍ（フルサイズ換算）単焦点レンズっていうのもあって、クロップできる余地があるのはありがたいと感じています。

写真を撮る人には、後からクロップは邪道だって言われるかもしれませんけどね。でも、GRⅢで撮るなら細かいことに拘らずにドンドン撮っていくのが良いような気がしています。

GRといえばモノクロが人気ですよね。特にハイコントラストモノクロが人気ですけど、ローコントラストなモノクロも良いですよ。あまり目にしない光景になるので、新鮮な気がします。

GRⅢのモノクロが好きっていう人は多くいるでしょうが、カラー写真も何となく独特な印象を持っています。この花の写真はスタンダードの撮ってだしですが、なかなか味わいのある色味だと思います。

通勤スナップといえば夜スナップにもなりますよね。GRⅢはAPS-Cですけど夜スナップにも十分使えます。ISO3200までならノイズもそれほど感じられません。なんせ小型軽量だし、周りの人にもスマホで撮っているのと変わらないように見えるだろうし、気軽に写真撮影を楽しめます。

不便なところもあるし、お世辞にも万能機とは言えないけれどね。写真を楽しむだけならこれで十分かなと思うこともあるね。