NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sは登場時に海外の評価サイトで酷評（結局間違い）されてしまって問題になりましたが、やはり良いレンズですよね。

この価格、サイズ、重さでこの写りは素晴らしいとしか言えない。最近のレンズなので、もちろん解放からシャープなレンズですけど、ｆ5.6くらいまで絞った時の写りが特に気に入っています。

Z6（Z7も）との組み合わせでは、ちょっとコントラストが高いように思えますが、調整の範囲内でしょうね。（ボディ側の設定が標準だと濃い目の設定になっていると思います）

それにしても写りは（私には）非の打ちどころがないと感じるくらい完璧です。ｆ1.8スタートなのでボケが好きな方には他に選択肢があるでしょうけど、私にとっては50ｍｍはこのレンズでいいかなと思えるレンズです。

少なくとも写実的な写りを求める時はこのレンズが良いと思います。抽象的なといっていいのかわかりませんが、レンズに雰囲気を求めるのならいろんなレンズがありますね。もちろんそれも面白いですよね。

今日の写真はすべてｆ5.6でオートホワイトバランスにピクチャースタイルもオートの設定でRAW撮影し、調整せずにJPEG変換したものですが、結構濃いめの色に感じています。これはこれで好きですけどね。

Z6のオートホワイトバランスは優秀なので、ほとんど調整の必要を（私には）感じませんが、シャープネスと彩度は少し下げたくなる時があります。といっても調整の範囲で、ピクチャースタイルも設定項目が多いのでJPEG撮って出し派の人にも面白いと感じるカメラだと思います。

3枚目の等倍です

この上の写真は3枚目の等倍ですけど、すごくないですか？これ等倍ですよ！

24MPでもこれだけ写るんですから、これが高画素だったらと思ってしまいます。

でも、いわゆる画質という意味ではこれ以上はいらないかもしれませんね。実は高画素が忘れられず、Z7にしてみたい気持ちもあったんですが、Z6でも十分以上ですね。べつに等倍で鑑賞する必要はないですしね。

とは言え、こうやって見てみると、やはり単焦点レンズの良さは捨てがたいものがあります。

Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 Asphericalがまだ売れないのですが、これ以上値引きするなら下取り交換した方が良いのでどれにしようか迷っています。

Z14-30ｍｍｆ4も良いし、Z35ｍｍｆ1.8Sも良いし、Z85ｍｍｆ1.8Sも良いし、Milvus 50ｍｍｆ1.4も良いし、AF-S58ｍｍｆ1.4Gも良いし・・・。

良いレンズが多すぎる。とりあえず子供が独立するまでは、今あるので我慢するかな。