機材選定
以前観た動画を改めて観て、自分の場合はどうなんだろうかと考えてみた。
自分が撮る写真からカメラに求める性能を簡単にまとめてみると、
①気軽に写真を撮りたい → いつも持ち運べるカメラシステムが必要。
②RAW現像はしないほうが望ましい → 撮って出しで好みに合うカメラが必要。
メーカーによる色味の違いはあるが、まずはフォーマットで絞るとフルサイズの写りが好きだ。APS-Cでも十分綺麗だと思うが、自然なボケ味などを考慮するとフルサイズで選ぶべきだと思う。複数台持てるならAPS-Cの小型機を持っておきたいが、1台で済ませたい。
③高価すぎるものは必要ない
というところかな。個人的にキヤノンが好きなので、キヤノンから選ぶことになるのだけど、一応候補となり得る機種をまとめてみた。
R8の撮影枚数が150枚となっているけど、これはファインダーをなめらか設定で撮った場合の数値。実際にはもっと撮れるだろうけど、あくまでスペック比較のためなので悪しからず。
こうしてみると、RX1RM2のコンパクトさは際立っているし、α7Cのまとまりの良さはさすがにソニーだなと思える。ソニーの写りはとても繊細で素晴らしいものだけど、私の好みに合っているかというと少し疑問が残る。たまに使うのには良いけど、常にこれだけでとなると慎重になってしまう。
レンズを考えてみると、最低限必要な画角は35mmと50mmだ。
・35mm:Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA(120g)、FE 35mm F1.8(280g)、RF35mm F1.8 MACRO IS STM(305g)
・50mm:FE 50mm F2.5 G(174g)、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(281g)、RF50mm F1.8 STM(160g)
レンズとの組み合わせだとこんな感じ。
α7C:35mm(629~789g)、50mm(683~790g)
R8:35mm(766g)、50mm(621g)
R6:35mm(985g)、50mm(840g)
Z6Ⅱ:35mm(1.075kg)、50mm(1.105kg)
ソニーのバランスがとても良いことがわかる。ニコンはもっと軽量な組み合わせもあるけど、ニコンを使うならSラインになる。
スペックで見ると、軽さとコンパクトさでソニーが優れているんだけど、どのカメラで撮り続けていくのかっていうのは個人の嗜好の問題になってくる。
正直、デザイン的にもソニーは良いと思うんだけど、出てくる写真の色味という意味ではキヤノンが好き。フォトヨドバシで見るRX1の色味は凄く魅力的だし、気に入らなければRAW現像すればいいんだけどね。
基本的に撮って出しで使っていこうと思うと、キヤノンから選んでおくほうが無難だと感じる。より写実的と感じられるんだよね。ニコンも良い。あくまでも、私個人の嗜好の問題だから他メーカーの信者の方々は我慢してくださいね。
キヤノンとニコンを比べると、キヤノンのほうが手軽さでは上回ると感じている。レンズの描写性能はニコンのほうが優れているんだろう。でも、AFや機器の設計、写りからはキヤノンのほうが私の目的に合っていると思える。
最終的に、キヤノンの中で選ぶとすると、サイズからRPとR8が第一候補となる。
http://photo.yodobashi.com/canon/eosr/chapter4_vol2/
http://photo.yodobashi.com/canon/camera/r6ii/
R8はまだ記事がないので、R6MarkⅡとRPを比べると、個人的にはRPの絵作りに親しみを覚えるけど、甲乙は付けがたい。画質本来の意味やカメラ性能としては当然R8が優れているけど、RPで不足かと言われると案外そうでもない。むしろ、バッテリーの持ちはRPが優れている。
ここからが問題だが、手元にはR6がある。画質には満足しているし、メカニカルシャッターはあるし、手振れ補正もある。少し重いレンズを使うにもバランスが良いし、バッテリーの持ちも許容範囲だ。ただ、通勤時にはもう少し小ぶりのカメラが良いなと思う時もある。
R6から変更すると考えると、R8はバッテリーの持ちとシャッター耐久性が不安だし、RPはシャッター耐久性が不安だ。ただし、RPは安いので万一の場合はもう一つ買えば良いかなと思う。R8はファインダーを省電力優先にして、基本は背面モニターで撮るスタイルになるだろう。
選択肢はいくつか思いつくが、通勤時のレンズをRF50mmf1.8STMとRF28mmf2.8STMにすることでR6でも問題がなくなるかもしれない。それでもどうしてもサイズダウンを考えるなら、RPを足すのも良いだろうし、通勤用にコンパクトなAPS-C機を追加するって手もある。
性能的、画質的にはR6で満足しているので、R6MarkⅡへの変更という選択肢は意味がない。コンパクト化と軽量化で意味があるのはR8への変更だが、費用はRP追加とほぼ変わらないし、APS-C機追加よりも高額になる。
RPの追加が、ほんの少し懐古的な写りを楽しむ意味では良いが、そうすると機材選択で迷いが出てしまいそう。これは、過去の経験から続かないパターンだ。とすると。DigicXを搭載したAPS-C機のほうが迷わなくていいかもしれない。あるいは、メイン機にはなり得ないくらいの古いAPS-C機か。
なんてことを考えていると1日はあっと言う間だな・・・。
コメント
コメントを投稿