カメラに求めるもの

カメラって写真を撮るための道具であって、私にとっての写真をとる目的は将来に見返すためです。 おもに家族写真を撮っておくためにカメラが必要なのですよね。

それとは別に、趣味としていろいろなものをカメラを使って写真にしていますが、それらは将来に見返すためというよりは、写真を撮る行為自体や、どのように写真にするかを考えることや、撮った写真をSNSにアップするといったことを楽しむために行っています。

私にとっての写真をとる主目的である『将来見返すため』の写真には、画質はそれほど重要ではないと感じています。

これまで撮った家族写真の中で、気に入っている写真は『画質』や『綺麗に撮れているか』よりも、『その時の情景が浮かんでくるか』や『その写真を見て笑顔になれるか』と言ったことが重要になっていると思えます。ピントが合っているかとか、高画質であるかとか、ノイズが乗っていないかとかっていうのはどうでも良いと思えますね。

こう考えるとカメラに求める要素としては、写真を撮りたいと思ったときに写真が撮れるかどうかが最も重要な要素となります。

GRというカメラは、私がこれまで使ったことのあるカメラの中で、この要素において最も優れています。

趣味としての写真は、好みの画質であるかとか、撮影時に楽しく感じるかとかっていうのが重要で、シャッターフィーリングやファインダーの見え方、操作感、描写などが重要な要素になってきます。こちらは、本格的なカメラが必要になってきます。

いま、私が惹かれているα7SⅢは、EVFが940万ドット超で0.9倍となっており、まさにMFで撮ってくれと言わんばかりの仕様。シャッターフィーリングも心地よく、色味や光の描写も好みに合っている気がします。1200万画素と低画素なのがネックですけど、いざとなればadobeのスーパー解像度で何とでもなりそう。値段もネックだけどね。

写真がメインなので、ここまでの動画機能は必要ないのだけれど、低画素のおかげでレンズへの要求度も低いと思われ、いろいろなオールドレンズとも相性が良さそうに感じます。趣味として写真を楽しむにはピッタリじゃないかな。EOS R6でも良いのだけど、Loxiaシリーズなど魅力的なレンズがEマウントにはそろっているのも魅力ですね。そもそもEOSはレンズの在庫が無いし。

GRだけでも写真は十分に楽しめると思いますがね。でも、ファインダーを覗いて撮るっていうのは別腹な気がします。

https://www.grblog.jp/article/13050/

と思ったら、ノーファインダーなんてのもあるんでしたね・・・。奥深い。

コメント

人気の投稿