ミラーレスカメラの利点というより最近の愚痴

TwitterやYoutubeを見ていると、プロカメラマンやハイアマチュア（って最近言うのかな？）の方々の意見を目にすることが多いです。

もちろん、それぞれの実体験による意見なので得るものも多いのですが、ちょっとどうかな？って思うこともあります。

プロカメラマンを目指している方はともかく、趣味で写真を楽しんでるのなら、自分の好きなようにやるのが良いと思うのですよ。

彩度を上げすぎた写真はダメとか、最近のカメラは機能が多すぎてダメとか、キヤノンやニコンのミラーレスはソニーのに比べて周回遅れとか、一眼レフ（レンジファインダー）でないと光が見えないとか、SNSの写真でいいねを目的にするのは云々とか、ミラーレスはレリーズタイムラグが・・・とか、等々。

別にいいんですよ、私はこれが好きとか、私はこれは嫌いとかなら。

でもね、SNSでいいね数を目標もって追いかけている人や、彩度マシマシの写真が好きな人のことを蔑むのはどうなんだろう？

写真を楽しむのって、それぞれの楽しみ方で良いんじゃないかな。こんど彩度マシマシの写真を撮ってみよう。楽しいかもしれない。（いいねを取るのは難しそうなので）

一眼レフやレンジファインダーやフィルムカメラで写真を楽しむのも良いですよね。でも、ミラーレスで撮ることをダメなように言うのは違うと思います。

カメラが高機能になって、AWやAEが優秀になったこともあり、さらにEVFで出来上がりを確認して写真を撮るのはカメラに撮らされているんだっていう意見もあるでしょう。

でも、少し考えてみると出来上がりを確認して撮るっていうのは、自分が撮りたい色、露出、トーンを決めて撮ってるってことになりますよね。なのになぜカメラに撮らされてるってなるんだろう？（撮って出し至上主義ではないですが）

出来上がりが（ファインダーで）見れない一眼レフなどで、出来上がりを予想して撮る楽しさもわかりますし、自分が好きなカメラで撮る楽しさもわかります。

一眼レフはレンズを通したままの光景が見れるし、動体を撮るには一日の長がありますよね。私もOVFは好きです。

自分がこだわりを持って写真を撮っていくのも素晴らしいと思います。ライカなんて買える日が来るかわかりませんが、いつか使ってみたい気がします。

もちろん、写真を撮る過程を楽しむためにEVFよりもOVFのほうが楽しいっていうのもわかります。EVFでも撮る過程は楽しいですけどね。過程にも色々あるので。

写真ではなく、カメラを触ること自体が楽しいっていうのもわかります。家にあるF3HPで空シャッターを何度も切ってます。

趣味なのだから人に迷惑をかけなければ、自分の好きなように楽しむのが良いでしょう。でも自分のやり方以外をダメなように言うのは・・・。

ニコンのZ7（Z6)もキヤノンのEOS Rも、発表されたとき散々な評価でしたよね。小馬鹿にするようなコメントをTwitterでよく見ました。

私はZ6もZ7もEOS Rも使ってみましたが、どれも良いカメラです。不満に感じるところはどのカメラでもありますが、そんなのどんなカメラでもそうでしょう？

カメラのほうが私の腕に不満を感じてることでしょうね。

この間の山の人もそうでしたが、最近ちょっと残念に感じることもあってこんな内容を書いてしまいました。

まあ、見なきゃいいだけなんですけどね。

そんなことより、RF35ｍｍF1.8 IS STMも良いレンズです。

2本目の単焦点をどうしようか迷い中ですが、MFレンズにしようかな。

やっぱ５０ｍｍも欲しい。