Loxiaでスナップ

仕事で煮詰まったら、とっとと家路についてスナップしながらブラつくのが良いですね。

さて、昨日は小型35mmレンズを色々とみてみましたが、Loxia2/35以上に好みのレンズは見つけられませんでした。できればAFのが良かったんですけどね。

写りを見るときはフォトヨドバシを見るのですが、それによるとLoxia2/35は非球面レンズを使っていないとのこと。ここで問題になるのが『非球面レンズって何?』ですね。バリバリの文系ですからね。

簡単に言うと、レンズっていろんな収差との闘いらしく、多くのレンズの組み合わせで収差を抑えていくらしいのです。そうするとどうしても重く・大きくなってしまいますよね。そこで登場したのが非球面レンズということだと思います・・・。

まぁ、こちらを見てください。

https://www.sumita-opt.co.jp/ja/nazetaro/about-aspheric-lens.html

おわかりいただけただろうか・・・。

ちなみに工学性能バリバリなシグマの35mmF2は非球面レンズが3枚も使われていますね。低価格なレンズなのにさすがシグマですね。9群10枚のレンズ。

https://www.sigma-global.com/jp/lenses/c020_35_2/

さらにちなみにコシナが誇るアポランター35mmでは非球面レンズ2枚に異常部分分散レンズが5枚・・・。9群11枚の恐るべきレンズとなっていますね。

http://www.cosina.co.jp/seihin/voigtlander/e-mount/e-35mmf2/index.html

それらに対して、カールツアイスのLoxia2/35は6群9枚。異常部分分散ガラスは1枚のみ。これをどうとるか。

昔ながらの技術を突き詰めて、現代で通用するレンズにカールツアイスが作り上げたと考えると、この値段は納得できます。

時代遅れのレンズ、光学性能で国産レンズメーカーに対抗できなくなったレンズ、と考えてしまうと全く魅力のないものになってしまいます。

私には魅力的なレンズに感じますね。

実際のところ、一枚目の写真のようにRAW現像してしまえば好みの写りっていう魅力は半減してしまいますけど、それでも・・・、それでもですよ。何となくといった、曖昧な感覚になりますけれど、このレンズは好みに合うなと感じています。

AFならば最高だなとは思いますけどね。

Loxia2/50も使いたくなってきた。

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