これからカメラを始める方へのアドバイス


今日も天気は良くないので、家で猫を撮ってます。

昨日から妻が子供と実家に遊びに行ってるので、猫は元気ないですけどね。


ちょっと暗すぎますね。

さて、私はこれまでにさんざん機材の乗り換えをしてきましたので、その反省を踏まえてこれからカメラを始められる方に拙いアドバイスをします。

1.目的を決める
せっかくカメラをはじめようと思って、安くないお金を払っても続かないともったいないので、カメラを始める前に、その目的を定めておいた方が良いと思います。

べつに高尚な目的でなくても良いですし、途中で変更しても良いと思いますが、ある程度目的を決めておくことでそれに合った機材やテクニックなど必要なものが分かるので、続きやすいんじゃないかと思います。

例えば、『子供(家族)を撮る』だったり、『絶景(風景)を撮る』だったり・・・。

D850 + シグマ35mmf1.4ART トリミング

子供や家族を撮るなら、常に持ち歩けるカメラが良いでしょう。その上で、運動会を撮るのだったら望遠レンズがつけれるものが必要でしょうしね。

絶景を撮るならある程度高精細に写るものが良いでしょうし、画角の自由さはあった方が良いでしょうからズーム主体になりそうですね。


2.写りにこだわりすぎない
これは多分に自戒の念を込めていますが、カメラを始めると、これまでのスマホなどと比べて綺麗に写るので、もっともっとと高画質を求めてしまうことがあります。

世の中には素晴らしいレンズやカメラがあるので、お金を出せば高画質を追求できます。

ただ、高画質が良い写真に直結するかというとそうではないということを理解しておく必要があります。

インスタグラムやTwitterでは、写真の上手い人がたくさんいます。その方々が単焦点レンズで綺麗な写真を撮っているのを見ると、自分も単焦点レンズを使えば綺麗な写真が撮れるんじゃないかと思ってしまいます。

D850 + シグマ135mmf1.8ART

実際は、綺麗にボケるのでなんとなくうまくなったように錯覚しますが、万人が見て上手いと思える写真が撮れるようになるには時間が必要です。(私にもまだまだ時間が必要)

最初は50mm単焦点で修行するっていう人もいますし、ズームレンズでいろいろな画角表現を覚えるべきって人もいます。

どっちでもいいんじゃないでしょうか?

どちらにしても、ある程度の時間を継続して写真を撮っていくことが必要だと思います。使う画角感や被写体・背景との距離感を養うことが必要で、その前に画質・写りにこだわりすぎると遠回りになってしまう気がします。(これは私がいま感じていること)

レンズごとの写りを楽しむのは楽しいんですけどね。後に取っておきましょう。


3.スペックにこだわりすぎない
よくネットの比較サイトなどでは、このカメラのスペックがどうこうとか、あのカメラのスペックはここが足りないからダメとか書かれていますが、たぶんほとんど関係ありません。

5DMark4 + 70-200f2.8

よほど、飛んでる鳥を撮りたいとかでなければ、いま世に出ているカメラで撮れないものはほとんどないんじゃないでしょうか?

逆に、初心者なのにフルサイズはもったいないとか書かれることもありますが、これも関係ありません。むしろフルサイズの方がレタッチ耐性もあるので初心者にも優しいカメラと言えます。(値段を除けば)

Z7 + AF-S58mmf1.4G

といって、APS-Cやマイクロフォーサーズがダメってことではありません。

ただし、カメラを買うと、その後のレンズ購入にも影響しますから、マウント選びはよく考えることをお勧めします。マウント替えはコストがかかるので。

割り切って、写真がうまくなるまで(本格的に趣味にするまで)は、中古の安いので試してみるっていうのが良いかもしれませんね。1~2世代前のカメラでも写真は楽しめるので。
D750


4.自分の好きなようにやりましょう
結局のところ、趣味なので好きなようにやりましょう。

α7R3

いろいろ書きましたが、自分が稼いだお金で自分のために趣味を楽しむので、好きなようにやるしかないんですよね。

自分の腕に見合ってなかろうが、欲しいと思ったカメラを買えばいいですし。

このレンズメーカーの考え方が好きだからこのレンズを使いたいんだ!と思ったら買うしかないですし。

失敗したと思ったら買い替えたらいいだけですからね。さらに失敗したと感じたら、さらに買い替えればいいだけ・・・。

フォトヨドバシの作例を見れば、自分のレンズの素晴らしさを再認識させてくれますよ。(この時にほかのレンズ作例を見ないようにしましょう)

そういう意味でも、最初から好きなものを買うのが無駄にならなくていいかも。完璧なカメラ・レンズは無いですから。痘痕も靨の精神です。


まとめ
ということで、とりとめもなく書きました。

X-H1 + XF16-55f2.8

唯一の正解っていうのは無いので、それぞれで自分の正解を探していくしかないです。

最初は一冊カメラの使い方の本を読んでみて、自分で好きなように続けていくのが良いでしょうね。

楽しいですよ!

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