35mmレンズ振り返り


緑以外を撮ろうとは言ったものの、他に撮るものもない緑がすきなので撮ってしまいますね。

Loxia2/35が私史上最高の35mmレンズだと申し上げましたが、本当なのかと思い返してみましょう。暇なのでね。

それでは1本目。初めて買った35mm単焦点レンズはたぶんシグマのSIGMA 35mm F1.4 DG HSMだったと思います。

SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

D850の写りの素晴らしさが存分に引き出せる素晴らしいレンズでした。とてもシャープなレンズでしたが、色乗りが私の好みには合わなかった印象でしたね。Zシリーズのボディとなら丁度良かったのかもしれませんが、もう一度買おうとまではならなかった。

2本目はAi-S AIS 35mm F2というニコンのオールドレンズでしたね。ジャンクで売られていたのを衝動的に買ったものですが、特にどうということもなく手放しました。このころからオールドレンズは私には合わないなと思った記憶があります。写真もほとんど残っておらず、見つけることができませんのであしからず。

3本目もニコンのAF-S NIKKOR 35mm f/1.4G。これはフォトヨドバシの1000本ノックの記事をみて、その写りに惚れ込んでしまったことを覚えています。

http://photo.yodobashi.com/live/z1000knock/000194/index.html

当時の私は、Zシリーズの色乗りの良さやコントラストの高さが強すぎると感じていて、Zレンズ以外の可能性を試していました。このレンズはコントラストも高く、写実的でとても良かったことを覚えています。FTZさえ許容できれば、これとAF-S58mmF1.4Gとで使い続けていたかもしれません。すこし重かったですけどね。

4本目はMilvus2/35でした。Milvusシリーズは2/50と1.4/50を使った経験があって、どちらも素晴らしいレンズだったこともあって、試してみたいレンズでした。

これもとても良いレンズです。個性的と感じる写りではなかったんですが、トーンは綺麗だしシャープだし、素晴らしかった。難点はちょっと重かったかな。FTZを付けないといけないし、FTZが嫌だったのでサードパーティのマウントアダプターを使ってみましたが、なお悪かったことを覚えています。この時の経験がマウントアダプターを使いたくない原因なのでしょう。

5本目はRF35mm F1.8 MACRO IS STMでした。これまた素晴らしいレンズです。

このレンズはデジタル補正が前提のレンズですが、EOS Rとの組み合わせでは描写に全く不満なく、サイズ・重さも丁度良い。家族を撮っても良いし、風景を撮っても良い。旅行にも丁度良いしね。最高の組合せのひとつだと、今でも思っています。もし、キヤノンに戻ることがあるなら、またEOS Rと組み合わせるかな。

6本目はSEL35F1.4Zですね。これは今でも持っています。カールツアイスへの憧れが買わせた一本ですね。

これも間違いなく高性能なレンズの一つで、個性もあります。この個性を気に入るかそうでないかが、評価の分かれ目になるレンズでしょう。私にはまだ受け入れられないところもあります。

そして7本目がLoxia2/35。ビオゴンに対するあこがれが、私にこのレンズを買わせてしまいました。

上の写真は開放で撮ったものです。とても良い色味と周辺減光ですね。立体感も感じられるし最高です。

このレンズは開放でも良いんですけど、f4~5.6くらいの写りがとても立体感を感じて大好きです。小型軽量で取り回しも良いし、旅行やお出かけに持っていくには最適ですね。

難点はMFであることと、ちょっと小さすぎるかなってこと。できればもう一回り大きかったなら良かったかな。重さはこのままで。

ざっと振り返ってみましたが、もう一度使いたいなと思うのはMilvus2/35とRF35mmf1.8。どれも素晴らしいレンズたちですけどね。MC-11とMilvus2/35なら使えるなぁ。


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