雑談

毎日オリンピックの映像を観て楽しい日々を過ごしています。これまで見たことのない競技でも選ばれた選手の技術を拝見し、その背景を解説で聞くと泣けてきますね。(オッサンは涙腺が緩む)

それから考えると、やはり機材に拘り過ぎるのは違うなと感じますね。裏面照射と表面照射の色味の違いとか、CCDの色味とか、フィルム的な写りとか、オールドレンズとか・・・等々。比べることに意義は少ないんじゃないかと思います。

かと言って、それらの違いを楽しむことが間違いかというとそうではなくて、大正解の一つだと思います。写真を撮る人自身が好きな写りとか、これまでのその人自身の歴史からこの機材で撮るとかってことに拘ることは素晴らしいんじゃないかと思いますね。

それらを比べることは、ちょっと違うんじゃないかとは思いますけどね。

私自身でいうと、これまで散々いろんな機材を使ってきて、なぜかα7SⅢを使っています。ご存じのとおりα7SⅢは動画に重きを置かれた低画素機ですが、私はこれを写真機として使っています。この使い方だとα7Sでも良いんじゃないの?とか、ニコンDfでも良いんじゃないの?とか、写真撮るなら高画素機だろ?とか、動画撮れやもったいないとかって意見もあるでしょう。私自身もそう思います。

でもね。このα7SⅢで撮った写真を見返してみても不満に感じるところが無いというか、満足なんですよね。SEL50F14ZやSEL35F14ZやLoxia2/35といった素晴らしいレンズのおかげもあるでしょうけど、満足なんですよ。

家族の写真も撮っていますが、全く満足です。高画素機のすばらしさ、Z7とZレンズのすばらしさやD850の素晴らしさも経験していますし、GRⅢや富士フィルムの楽しさ、キヤノンの色味のすばらしさも理解しているつもりです。それでも、α7SⅢで撮る写真の良さを楽しめています。

これはα7SⅢが他の機種に比べて優れているっていうことではなくて、今の私にとってはしっくりくるという意味。他の人や、将来・過去の私にとっては、他の機種が良いってことになるでしょう。あるカメラが絶対的にどんな人にも正しいってことはありえないでしょうからね。値段の違いもあるし、個人の嗜好もあるからね。

大きなレンズが好きな人もいるし、小型システムが好きって人もいます。

自分の持っている機材を他人と比べてどうこうって言ったところで、得るものは無いでしょう。それよりも、好きな機材で写真を楽しめる期間は限られているのだから、できるうちに精一杯楽しんだ方が良いですよね。時間は有限ですからね。

何が言いたいかっていうと、カメラやレンズでさえ『みんな違ってみんな良い』だということ。人間なら猶更ですよね。

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