何のためになるのか？

Twitterを見ていて気になったことなど。

芸術大学の学生さんが就職面接で面接官に『芸術を学んで何のためになるの？』と質問されたという話。

もちろん、私は芸術には全く造詣が深くないのですが、もし自分がその立場だったならと仮定すると・・・。

・10代から20代にかけてのこの時期にしか得られない感性を磨くため
・社会に必要なことは独学でも学べるが、大学で芸術を真剣に学ぶことは独学では到達できないものがあると感じた

など・・・、テキトーですね。

質問を前向きにとらえると、4年間かけて学んだことで何か得られたと感じていることを説明すればいいのじゃないかなと思いました。

私の場合は、大学ではヨット部に所属していたので、結果を出すために取り組んだこと、その理由、結果、結果を受けての反省点などを答えた記憶があります。（ずいぶん前ですが）

多分、面接官も芸術は社会に出てから役に立たないっていう意味で言ったんじゃないと思うし、そう思いたいですね。

まあ、私は私の狭い経験でしか考えられないし、他の人にとって正しいとは限らないのですが。

その意味では、子供を教育するのも難しい。私の経験上正しいと思う答えが子供にとっては邪魔になる可能性があるので・・・。

私が写真を撮ってるのは何のためか？って問われたら・・・。

『楽しいから』『健康のため』『写真を撮っていると嫌なことが忘れられるから』などなど、いろんな目的がありますが、『死ぬ前に家族の時間を思い出すため』が一番重要な目的です。

社会の役には一切立たない。でもそれでいいと思うんですよ。

あぁ、機材売り買いしたときの消費税は社会の役に立っていますね。