GRⅢとZ6の画質比較


この上の猫はかわいい猫ですが、GRⅢで撮ったものです。ピントが合ったかわいい顔の毛が柔らかそうに写っていて、結構良い感じ。

この写りを見て、Z6と比べてみたくなりました。

昨今ではAPS-C機だからといって、一概にフルサイズ機より下とはいえませんよね。

特にピントが合ったところの解像感はAPS-Cでも十分以上の機種があると思います。以前に使っていた富士フィルムのカメラもそうでした。

GRⅢは、ボケの綺麗さを目的に買う機種ではなく、ピントが合ったところの描写力、もしくはその撮影スタイルを目的に買う機種だと思います。

でも、画質が綺麗!とか、レンズが高性能!とか言われているので、それを目的に買う人もいるでしょう。

で、実際はどうなんだろうかと思って比べてみました。




まずは、根っこを撮ってみました。Z6のほうはキットズームで大体28mmくらいにして撮ってみましたが、立ち位置もきっちりと合わせていないので、ざっくりです。

単純な写りの印象の比較と思ってください。F値はf5.6で合わせています。

ホワイトバランスはオート、ピクチャースタイルはZ6がオート、GRⅢはスタンダードです。

正直、ほとんど違いを感じません。答えは上がZ6で下がGRⅢです。




次は、どうでしょうか?

設定は上の比較と同じなのですが、露出が合っていないのと、Z6は37mmくらいで撮っているので、ちょっと比較にならないかな?

答えは上がGRⅢで、下がZ6です。

ピントが合っているところの描写はGRⅢも良いのですが、その前後のボケが違うように感じます。

これは富士フィルムを使っていた時にも感じたことで、やはりフルサイズのほうが写真全体を見たときに自然さというか、ゆとりが感じられると思いました。

ただ、写真って常にボケが大事なわけではなく、パンフォーカスで撮る写真も多くあります。そして、GRⅢはパンフォーカスで撮ることが多いカメラでしょうね。

そして、写真には写りませんが、機材の大きさ・重さを考えると大きな差があります。何をどのように撮りたいかで道具は変わるということでしょうね。

今日、Twitterで知った方ですが、ilker Karamanという方の写真を見て、すっごい良いって思いました。(語彙力)

https://www.instagram.com/krmnilker/

調べてみると、トルコの方のようですが、さっそくインスタでフォローさせていただきました。どの写真も素晴らしい!めっちゃ綺麗!こんなのが撮れるようになりたいもんです。

なんの機材を使っているのかな?とみてみると、どうも富士フィルム(いまはX-PRO3かな?)のようですね。APS-Cでも十分ですよね。写真の質にカメラってあまり関係ないのでしょうね。

結局のところ、何が言いたいかというと、カメラって道具ですよねってこと。

GRⅢもZ6も、それぞれ良い道具です。使い手がどう使うかで活きてくるでしょう。

Z24-70mmf4Sって、たたき売りのように安く中古が売られていますが、改めて写りを見ると素晴らしいレンズだと思います。


この木のボケなんて私には最高に思えます。みんな売らずに使えばいいのにな・・・。

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