Z6のデザインってどう? 愚痴あり


最近、Youtubeでニコンのミラーレス機が『国産車のようにダサい』っていう人を見たんですよね。

たまに見ていた人なので、この発言は残念でしたね。この動画の内容も(狭い経験?伝聞?で)無かったしね。キャッチーな題名で動画再生数を稼ぎたかったのかな?そもそも、国産車にも色々ありますからね。いつごろのをイメージしているのかな?

他人が使う道具のデザインにどうのこうのいうのって、ちょっと理解に苦しみますが、まぁ、それぞれ事情があるんでしょうね。

それにしても、モデルさんを撮るために、モデルさんが気分よくなれるシャッター音にこだわるっていうならわかるんだけど、デザインって・・・。相手は興味ないんじゃないかな?(お愛想は言ってくれるでしょうけど・・・)

(愚痴はここまで)

とはいえ、この人のほかにもニコンZのデザインを見て気分が悪くなるとツイートするプロの方もいたので、どうなんだろう?と思いました。

ということで、今回は外観などを改めてみてみました。

ニコン好きの人ならご存じの通り、今回のZ6/7はNikon 1 V2に似ていますね。

外観を見ると、大きなレンズマウントに覗きやすいEVF、つかみ心地の良いグリップをつけて、できる限り小型・薄型にしたように思えます。機能美を目指したのかな?

ニコンはF3の頃からジョルジェット・ジウジアーロというデザイナーとの付き合いがあります。(F3,F4,D3,D4,D810等々が手掛けられているようですね)

個人的にはF3はもちろんのこと、F4のデザインが好きです。

今回のZ6/7はニコン社内のデザイン担当者がデザインしたのでしょうが、それだって素人がデザインしたわけではもちろんありません。当然ですが、一般人よりもデザインに造詣が深い人だと思います。

個人的には、このデザイン悪くないというか、格好いいと思うんですけどね。黒をベースに白い文字で統一されていて、伝統の赤い線がはいっています。実はこれまでの一眼レフでは、この赤い線が好きではなかったのですが、Zになってしっくり来てると感じています。

ぱっと見ニコンだとわかりますし、これ格好悪いのかな?格好悪くないよね。そうですよね。

ソニーやキヤノンと比べても好みの問題としか思えない。一般のカメラに興味のない人から見ると『ざっくりカメラでしょ?』って言われそう。違いなんかわからないと思うけどな。気づくとしたらストラップの色とかロゴくらいかも。

ライカのカメラは格好いいと言います(私も同意します)が、それだって一般人からしてみれば興味の対象とならない可能性のほうが高いと思います。

この辺は、私が以前はまっていたオーディオと似ている気がしますね。オーディオ好きからすると痺れるデザインでも、妻には響かなかったですからね。全くね。スピーカーもね。

参考
http://linn.jp/products/network-music-players/#klimax-dsm

https://www.electori.co.jp/unison.html

http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/HOMAGE.html#GUARNERI

全く響かなかったな・・・。

それは置いといて、私がZ6/7に対して不満を感じるところを上げると、デザインよりもレンズの大きさがあります。もう少し小型のレンズも出してほしいと思います。28mmのパンケーキとか。

Zシステムの売り出し方として画質優先しているので、最初はある程度大きさのあるものを出してきたんでしょうね。

Z5の噂も出てきているので、そのうち小型のレンズも間違いなく出てくるでしょうから楽しみだな。


上からマウント周辺を見ても、使いやすいように考えられていて、非の打ちどころが見つからない、と思ったらあったわ・・・。肩液晶。

これほとんど見ないんですよね。私だけかな?電源オフでも確認できれば、良くなるんだけどな。


グリップ上部によく使う操作系はまとまっています。難を言うなら、後ろ側のメインダイヤルがちゃちいかな。ここのクリック感が悪くなることがありました。一眼レフのように上下がかぶさっていないので、仕方ないのかな?


グリップは握りやすく、皮の質感も柔らかく上質。上質すぎて爪先が当たるところが破れてしまうという話もありますが、私は今のところ問題なく使えています。計3台使ったのですが、一度も破れなかったな。

X-H1やEOS Rはもっと硬質な皮でしたが、質感でいうとZのほうが好みかな。EOS Rも握りやすいですけどね。


背面ボタンはこんな感じ。AF-ONボタンの位置は完璧。ジョイスティックも使いやすい。グリップした時の親指と人差し指の間が丁度良く盛り上がっていて握りやすいですね。

この素晴らしい盛り上がりはXQDカード室の蓋も兼ねているのですが、たまに勝手にあくんですよね。心霊現象ではないですよ?

カメラを置くときに、たまに引っ掛かって空いてしまうことがありました。ロック機構があると完璧かな。


単焦点レンズは、ズームレンズよりもシンプルで、デザインとしてはスッキリしすぎな気もします。


でも、コントロールリングのトルクも心地よく、質感も上々。格好いいですね。


一眼レフ用のレンズは金のデザインが高級感を醸し出していましたが、このZレンズはシルバーのラインがあって、こちらもなかなか高級感はあります。

これは実際に手に持ってみないとわからないかもしれません。もしかすると量販店で手に持ってみてもわからないかもしれませんので、念のために購入することをお勧めします。Z6のレンズキットならお得なセットになっていますね!

Z6/7の良さって、使ってみないとわかりづらいかもしれません。使ってみると、カメラの質感も良く、操作は動作にきっちりとついてきて、AFもスムーズ、シャッターフィーリングも良く、EVFも綺麗・・・等々。良いカメラなんですけどね。

それを使いもしないで、スペックがどうのこうの、シングルスロットがどうのこうの、挙句にはデザインがどうのこうのって、あんたら製品デザインやったことあるの?(おっと自粛自粛)

製品って、量産しないといけないので、デザイン(ここでは設計の意味)って様々な要素(部署)が絡みます。後継機ではなく、新しいマウントで新しいカメラを生み出すのって、想像しただけでも大変な作業だと容易に考えられますよね。

Z6/7って本当にしっかり作られたカメラだと思います。


ところで、今回のZ6の写真はGRⅢで撮ったものです。ISOは2500~4000くらいで35mmクロップでの撮影でした。(夕方思いついたもんで暗かった)

高感度でこれだけ写れば十分に感じました。APS-Cも私なんかの使い方だと全く問題ありませんね。

機能美といえば、このGRⅢも負けていません。さすがに高級感とまでは言えませんが、安っぽさとは無縁な感じ。(MENUボタンは水平ではないけど)


背面もスッキリ。でも、今のところ操作で困ることもありません。


モード設定は、マニュアル。ISOオートで、シャッタースピードと絞りを都度調整して撮影しています。

GRⅢも結構気に入ってきたな。

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