X-PRO3


最近はフルサイズ機がいろいろと気なってきたこともあるので、X-PRO3の使用感をダラダラとまとめてみようと思います。天気も悪いのでね。

私のX-PRO3はDRブラックですが、本体の質感は安っぽいところが皆無と言え、素晴らしい。個人的な好みは通常のブラックですけれど、DRブラックもこれはこれで良いでしょう。

動作はすこしもっさりしていると感じるところもあります。例えば、カスタム設定を変えようと思ったときに、ボタンを押してもすぐに切り替え画面にならないこともありますね。ただし、シャッターを切るといった基本動作はサクサクでストレスは皆無ですね。

写真を撮るといった場合に、各種設定(WB、ISO、SS等)の変更は容易で不満に感じるところはありません。スペック上は少し小さいかなと感じるEVFはとても綺麗で、遅延も感じられず、シャッターを切ったときの一瞬のブラックアウトも心地よい。(レンジファインダー機を模したカメラだけどね)

シャッターフィーリングは最高です。しっかりとシャッターを切ったことが実感できる感触で、シャッターブレはきちんと押さえられています。実際に、XF23mmf2との組み合わせでは1/10くらいのシャッターならほぼブレないと思います。

APS-C機なので高感度耐性はフルサイズ機には劣ります。これははっきりとわかりますね。ISO3200くらいからはノイズが気になることもあるでしょう。ただ、富士フィルム機はノイズを積極的に使っており、絵作りとしてノイズが乗っていることを肯定的にとらえていると感じます。無理にノイズリダクションをかけすぎていないとも言えますね。

X-PRO3は最新世代のセンサーと画像処理エンジンを使用しており、AF速度は実用上問題ないもので、AWBもそれなりに優秀と感じます。フィルムシミュレーションも、X-T4から採用となったエテルナブリーチバイパス以外は使用できますね。

と言っても、クラシックネガは(個人的に)用途に困るので、最新のフィルムシミュレーションが必要なく、動体を撮影が主目的でなく、WBは自分で決めるっていう人ならばX-PRO2でも良いでしょうね。

Z6

富士フィルムと言えば色味が好きっていう人も多くいます。これは個人の好み次第ですが、見たままを撮りたいっていう人はニコン、見たままよりも少し綺麗に撮りたいならキヤノン、見たままというよりも積極的に色味を変えていきたいなら富士フィルムといったイメージがあります。プロビアはスタンダードと言える色味ですけどね。

EOS R

個人的にはキヤノンの色味が好みなんですよね。とくにアンダーで撮ったときの色の変化がね。富士フィルムはアンダーに振ってもそこまでの変化はなく、優秀と言えば優秀なんでしょうね。

私は4月から単身赴任の予定(まだ発令が無い!!!)なので、PCでの現像は週末に家に帰ったときになります。平日はJPEG撮って出しとなるので、富士フィルムの豊富な調整項目は有利に働くかな?と期待するところですね。

普通にスナップする分には十分以上な画質があり、ピントが合ったところの質感描写に優れています。それでいて、写真を撮る楽しさが感じられるカメラなので申し分ないと言えるのでしょうけど、レンズ追加にまでは至らないんですよ。

この辺りの判断は、4月以降になるかな。

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