ローリングシャッター


カメラのことは考えないと言いつつ、Z9にメカニカルシャッターが搭載されないという噂をめにしてしまったので少しだけ。

将来的にグローバルシャッターへの移行が控えているのでしょうが、現状はローリングシャッターの可能性を追求している状態ということでしょう。

ローリングシャッターはコスト面で優れているらしいのですが、どうしても歪みが生じてしまいます。以前持っていたEOS Rの電子シャッターは子供が歩いている姿を追うだけでも歪みが目立っていました。

α7SⅢはローリングシャッターがとても速いという記事を読んだ記憶がありますが、その時は10msを切っているということでした。今回のZ9は4msということでα1の5msよりもさらに早い。キヤノンのR3も電子シャッターがメインだということですし、今後は電子シャッターが主流になるのでしょう。

このメリットは素人の私が思いつくものでも、無音・高速SSなどがあります。とくに高速SSは撮れる写真が変わると思えますし、高速読み出しによる動画への恩恵もあるでしょう。以前、α7SⅢの動画は高速SSでもなめらかだという動画を観ましたが、確かにその通りで動画を撮る人にもメリットが大きいように感じました。

さて、それが私にとってはどうなのかってのが問題です。

確かに、高速SSが使えるメリットはあると思います。以前、X-H1を使っていた時に、メカニカルシャッターと電子シャッターが自動で切り替わり、電子シャッターでは1/32000が使えたことに感動した覚えがあります。f1.4のような明るいレンズだと特にね。最近でも1/8000では露出オーバーになることがたまにあります。

ただ、最近では解放F値で撮ることはほとんどないので、絞ればいいじゃんとなります。このあたりの高性能な電子シャッターがいつくらいから普及機に降りてくるかにもよりますが、現時点で購入対象になり得ない機種にしかないのでね。無いのと同じとも感じます。

R6でも趣味写真にはオーバースペックだと感じており、コンデジ使ってみて問題なければそれだけでも良いんじゃないかと思っているくらいなので、高速SSのために機材の入れ替えはしないでしょうね。

ということで、高性能化するカメラについていけるか一瞬不安に思ったんだけど、ついていく必要もないなと気づいたという話でした。

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