暇なので気になっているカメラについて


 昨晩は退職された方の送別会で船橋まで行ってきましたが、ついでにビックカメラに寄ってみました。

目的はX100Vの使用感を確かめたかったから。フィルムシミュレーションも背面液晶で見た限りでは良い。最近人気のクラシックネガも良い感じですね。私が確かめたかったのは、ACROSで明瞭度とトーンを弄ってみたらどんな感じになるのかだったんですけど、これまた良い感じ。OVFもレンズ固定式だからか、35mmで撮る限りは不足無い感じ。

グレインエフェクトやモノクロの色味も調整できるし、これは結構良いかなと思ったんですけど、明瞭度を弄ると書き込みに時間がかかるんですよね。これはちょっと今一つ。X-T4なら大丈夫なのかなぁ?でも、モノクロで撮るならGRⅢのほうが好みかもしれないなとも感じました。

そんな感じでしたが、今朝X-S10のニュースを見て、『あぁ、なるほどね』と納得したことがありました。富士フィルムのカメラも人気なだけあって魅力的なものが多いのですけど、これまで今一つ踏み切れないのはなぜだろうと思っていたんです。それはシャッターボタンの位置ですね。

私はこれまで一眼レフや一眼レフタイプのミラーレス機を使ってきていて、そのグリップ形状やシャッターボタンの位置に馴染んでいます。私にはEOS Rのグリップとシャッターボタンが丁度良いんですよね。

富士フィルム(Xマウント)だとX-H1以外はクラシカルなフィルムカメラのデザインを踏襲しているので、シャッターボタンの位置に違和感を感じていたんですよね。(なんとなく)コンデジなら良いんですけど、レンズ交換式だとちょっと抵抗を感じていたのかもしれません。それもあって、現状の富士フィルムのなかではX100Vが気に入っているのでしょう。

これが、X-S10だと小さくなったX-H1のような形状なので、かなり良いんじゃないかと期待しています。フィルムシミュレーションも最新でしょうし、スペックなんて大体で良いですし。あとは質感が問題なければかなり惹かれそう。X-T3と同じ形式のチルト液晶だったらもっと良かったですけどね。

これを機にX-T3もフィルムシミュレーションを最新にファームアップしてくれば、X-T3ユーザーの心もがっちり掴めそうですね。できない理由はコストだけでしょうから、このX-S10の開発と同時にやってそうな期待はありますよね。

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