いや待てよ

GRⅢ

 昨晩の勢いでM6Mark2かGRⅢを発注してしまいそうになっていますが、今朝起きてちょっと待てよと思った話です。

GRⅢのモノクロが魅力的だと以前から言っていますが、ハイコントラストモノクロで良い光が入ると確かに良い感じだと思います。毎回この感じで写るなら、GRⅢのモノクロだけで撮りたくなるほどです。

EOS R CaptureoneでRAW現像

キヤノンのカメラでも、撮って出しではないですけどRAW現像すればかなり好みのモノクロに仕上げることができます。たぶん、他のメーカーのものでも同様でしょう。RAW撮影したときに諧調データがしっかり残ってさえいれば大丈夫ですからね。

とはいえ、撮って出しの画質がきれいなことに意味がないわけでもありません。GRⅢはモノクロは良いのですけど、オートホワイトバランスがイマイチな気がしました。これは富士フィルムのX-H1でも感じたことですけどね。あとはAF性能もGRⅢ・X-H1ともにあと一歩な気がしました。GRⅢは、それでも余りある魅力があるのですけどね。

【GRⅢの魅力】

カメラの性能のうち、AF・オートホワイトバランスといった主要なものが今一つと感じているのに魅力を感じるのはなぜなのか。

ハードなモノクロだけでなく、柔らかな描写も悪くない。

気になったときにサッと撮れる。

少し青っぽく感じますけど、撮って出しのカラーも悪くない。

高感度も結構強いので、帰り道にスナップするのも楽しいですね。

マクロモードもあって楽しい。

そう、GRⅢは撮っていて楽しいカメラです。画質が超絶綺麗とかってわけではないのですけど、とにかく小型で、どこで取り出すにしてもストレスがありません。周りの目も気にならない。それでいて、操作性はかなり良くて撮影することが楽しいと感じます。

M6Mark2にしておけば間違いないのはわかっているんですけど、それでもGRⅢだけで写真を楽しみたいなと感じています。

じゃあ、何を迷ってるんだというとX100Vです。ハードなモノクロは後処理でもなんとかなりますけど、より諧調豊かなモノクロにはし難いかなと思ったんですよね。ということで、X-H1の時のモノクロをもう一度見ておこうと思いました。





レンズはXF16-55mmf2.8かXF35mmf1.4で撮ったものですけど、X100Vの専用設計の新レンズなら同等以上には写ると期待すると、かなり諧調も豊かで撮って出しでも十分な気がします。こうしてみると、富士フィルムの撮って出しモノクロも良いですね。

昨日見てピンとこなかったのはシルバーのものだったので、黒なら気に入るんじゃないかなとも思いますし、性能でいうとAFやオートホワイトバランスも最新のものですから期待できますね。バッテリーもGRⅢよりは持つでしょうし。

ワイコン・クロップ等も考慮すると、GRⅢは21mm~50mmが、X100Vは28mm~100mmがカバーできます。通常は使わないでしょうけど、使えるっていうことにも意味があると思います。

X100VにはOVFとEVFがついているのも大きなメリットですね。何度も言っている通り老眼には大きな味方ですね。

GRⅢのメリットは圧倒的な携帯性・速射性と手振れ補正とGRであることですね。それだけの魅力をGRには感じます。

数日にわたって長々と書きましたが、今回はX100VかGRⅢにしようかな。

M6Mark2にしておけば間違いないのはわかっているんですけどね。

昼にビールを飲みながら決めてしまおう。

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