APS-Cとフルサイズ
新品価格でいうとEOS RとRF35mmf1.8は255,915円、X-PRO3とXF23mmf2は259,848円となっており、ほぼ同等の価格帯ですね。
ということで、この二つを画質という意味で比べてみましょう。ざっくり。
撮った日は1か月以上違うのでどうかと思いますが、1枚目はEOS R、2枚目がX-PRO3です。単純に色味ではEOS Rがこのみなのですが、グラデーションもEOS Rのほうが綺麗につながっており、余裕を感じさせるように思います。
2例目は、上がX-PRO3で下がEOS Rとなります。やはりグラデーションはEOS Rのほうが綺麗ですね。色味はどちらも魅力的で決められない。
3例目も上がX-PRO3で下がEOSR。一見して色味が違いますが、日が違うっていうのと同じスタンダードでもメーカーの考えが違うのでしょう。個人的にはEOS Rが好みです。色味の違いだけでなく、画面全体から受ける余裕感、シャープさ含めてEOS Rのほうが良いと感じられます。
4例めはモノクロで撮った葉っぱ。上がX-PRO3で下がEOS Rです。やはり単純に質感でいうとEOS Rのほうが綺麗ですね。
ということで、私の好みがEOS Rに偏っているというのもありますが、フルサイズ機のほうが画質では有利なのは間違いないでしょう。X-PRO3を使い始めて1週間ほどですので、これから使いこなせればもっと良い描写となる可能性はありますけどね。
価格でいうなら、最近でたX-E4だと10万円くらい安くなります。画質でいうなら同価格帯のフルサイズ機のほうが有利です。つまり、X-PRO3には画質・価格だけでない魅力があると感じている、というか感じなければ使わないという結果になるでしょう。それがシャッターフィーリングであるのか、手に取ったときの質感であるのか、OVFであるのか、人それぞれでしょう。
私の場合はシャッターフィーリングに魅力を感じます。あとは富士フィルム機全般に言えますが、フィルムシミュレーションの楽しさもあります。また、OVFがさらに撮影の楽しさを増してくれていると感じています。
でも、撮影のしやすさでいうとEOS Rのほうが優れているでしょう。EVFも見やすいし、画質も良いし、FVモードが使いやすい。マニュアル設定で撮影するならニコンのZシリーズが使いやすい。
どの機材を選ぶかっていうのは、自分が何を大事にしているのかってことになるので、私のように自分がブレていると機材もブレてしまうのでしょうね。
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