ちょっとネガティブ

B級映画やゾンビドラマがすきなので、『君と世界が終わる日に』も観ていますが、苦行になってきました。Huluでのジャンルは恋愛・サスペンス/ミステリーだったのですね。ウォーキングデッドの初期に感じた興奮は皆無です。3話目で出てきた女性が可愛いからもう少し見よう。

さて、X-PRO3ですが、基本的にはX100Vと同じですね。でも、X100Vの時に感じていた興奮を感じない。まぁ、2回目だからっていえばそうなんだけど。確実にX-PRO3のほうが高級感もあるし、使っていて質が高いと感じるんだけどね。

でも、今日は午後から良い光が出てきたので、散髪がてら近所を歩いてみました。そうすると、やはり富士フィルムの描写も良いなぁって感じましたね。X100Vに比べると、XF23mmF2は近接で甘めの描写に感じます。これはどちらが良いっていう話ではなく、それぞれ魅力があるってことです。この世代の描写は好みに合いますね。

X-PRO3が使いにくいと感じるのはこういった手前の被写体を撮るときに、後ろに抜けているか被写体にピントが合っているかがわからないところ。OVFの話ですよ。実際に3枚とってピントが合っていたのはこの一枚だけでした。

EVFで撮れば全く問題ないのですが、X-PRO3を使っている以上はOVFを使わねばならないという強迫観念があるのですよ。ちなみにEVFは思っていた以上に綺麗って昨日書きましたが、実際はZ6やEOS RのEVFには及びません。

0.5型/369万ドットっていうのは同じなんですが、サイズが小さいからかな。倍率でいうと、X-PRO3が0.66倍、EOS Rが0.76倍、Z6が0.8倍。X-T4なら0.75倍だからフルサイズ機と比べても遜色ないかもしれませんね。

描写自体は、フルサイズ機と比べても大きく劣ると感じるものではありません。XF23mmF2という比較的廉価で小型軽量のレンズでもです。好みの問題と言えばその通りだと感じますね。

X-PRO3は背面液晶が見えない状態が基本です。ファインダーをみて、撮影することに集中しなさいということですが、そのファインダーがちょっと足りないように感じます。

EVFは撮影できないといったものではなく、十分なものかと思いますが、現在の同クラス機のEVFと比べると劣ります。

OVFを目的に購入される方は多いでしょうが、これはX100Vと同等のもので、歪みを感じる時もあります。また、レンジファインダー機のようなスプリットイメージが無く、一眼レフ機のOVFとは違ってファインダーでピント確認ができないため、ピント合わせはカメラ任せになってしまいますね。

そして背面液晶での確認がし辛い。撮影後に撮影画像をEVFでサッと確認できる設定はありますが、私はこれまで撮影画像の確認をOFFにしてきました。撮影しているときに一枚ごとに確認画像が出るのは煩わしいのですよ。

ファインダーの右下にERFという小窓液晶でピント位置の状況が確認できるわけですが、右下なので目を動かさないといけなく使いづらいと感じます。そもそも、OVFのAFポイントは大きいので細かいピント位置を設定するのは難しい。

となると、X-PRO3はEVFで使用する。もしくはOVFで使う場合は、被写界深度をしっかりとってパンフォーカススナップを行う。のいずれかになるかと思います。(私の場合はですよ)

少しポジティブなところにも触れておきましょう。まず、起動が早い。電源ONにするとすぐに撮れます。EVFで使っていると、ファインダー倍率以外は不満を感じません。AFは早いし正確だし、フィルムシミュレーションも面白い。画質は十分以上に綺麗だし。シャッターフィーリングは本当に最高です。

良いカメラだとは思いますが、万人受けは絶対にしないでしょう。逆にハマればこれ以外は考えられなくなるのかな?

ここらでフィルムシミュレーションの話をしましょう。

まず、上の写真はACROSで撮ったもの。

2枚目はスタンダード(PROVIA)ですね。

3枚目はCinestill 800T(Fujifilm X Weekly)。

4枚目はKodak Portra 400v2Fujifilm X Weekly)。

どうでしょうか?Fujifilm X Weeklyだとこの2つが気に入ったのですが、いずれもホワイトバランスから大きくいじるので、ハマるときとハマらないときの差が大きいと感じます。

スタンダードは安心感のある色味で、まさにスタンダードですね。f2.8と開放付近で撮ったからか、左上の枝は荒れていますね。まぁ、安めのレンズですから仕方がないかな。


Protra400のシミュレーションは、たまに使おうかな。たまにね。

X-PRO3つかいこなせるかなぁ・・・。

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