カメラの違い

 X100Vを使ってからは特に思うようになったんですけど、カメラの違いってあまり意味がないんじゃないかなと思います。フルサイズだとかAPS-Cだとかっていうことも意味がなくなったなとも感じました。

写真は、どのカメラやレンズで撮ったから良いっていうものではないですよね。画質の違いなんて、写っているものの違いに比べたら大したことはないのですよ。それは十分にわかっているのですけど、私は自分好みの写りをするカメラが一番かな。写真の腕はすぐには上がらないですけど、写りはカメラやレンズに依存する部分が大きいですよね。

私にとっては、将来の自分が見返すために写真を撮っているので、自分が好きなカメラであれば良いんです。多少古かろうが、スペックが劣ろうがどうでも良い。自分好みの写りさえすれば良いんですよ。

最近は、本格的なカメラが恋しくなっていたので、使ったことのあるカメラの写りを見直していましたが、結局EOS Rの写りが好きなんですよね。5DmarkⅣのほうがOVFだし良いかなとも思いましたが、ちょっと予算オーバー。残念です。

X100Vはとてもいいカメラで、写りも文句ないんですけどね。ファインダーが小さい事と歪みがあることで、少し撮り辛いと感じることがありました。背面液晶で撮れば解決するのですが、老眼問題がね・・・。やはりファインダーで撮るカメラが欲しいなと・・・。

X100Vの写りも気に入ったので、富士フィルムの同世代のセンサーを使っているカメラにしようかなとも思いました。X-T4なんてちょうどキャッシュバックキャンペーンやっているし、もっと安いX-T3でも良いかなとも思いました。でも、たぶんEVFはX-H1と同等と思われるので、そうするとちょっとね。X-H2の時にはEVFも一新されるでしょうから、その時のお楽しみにしようかなと。そのころにはレンズも新しいものが出てくるでしょうしね。X100Vの写りは本当に良いんですよ。今後の富士フィルムのカメラが楽しみです。

Zも良いカメラなんですけどね。写りも良いし、質感も申し分ないし、ニコンだしね。でも、最終的には子供を撮った写真を見比べて決めました。

人を撮るなら、X100Vも良いんですけどね。でも、子供を撮るならキヤノンのほうが、より好みに合っていました。それ以外では、X100Vのほうが良いかもと思う写真もあって、もはやフルサイズとかAPS-Cとかっていうのも関係なくなってきたなと感じましたね。

これまで節操なくいろんなカメラを使ってきました。写りの違いを楽しむのも、オーディオを趣味でやっていた時のように楽しかったのですが、もうこれ以上は買い換えないかな。たぶんね。