RF50ｍｍｆ1.8STMの感想

年末年始と撮り歩いていたので、RF50ｍｍｆ1.8STMの画質について見直してみようと思います。

まずは開放からF10までの描写について。

f1.8

f2.5

f3.5

f3.5

f8

f10

ざっとこんな感じですけど、隅から隅まで解像感バリバリっていうわけではないのですが、十分な画質ですね。中心部分は開放からしっかり解像していると思います。

ボケも汚くて気になるって程でもないですし、普通かな。スナップで撮り歩くときはｆ5.6～8くらいが多いので、気にならないですね。

かなり小型なので取り回しが良いですが、小型すぎるのでフードを付けておいた方が構えやすいと思います。

RF35ｍｍｆ1.8のほうがボケは綺麗な印象がありますが、パープルフリンジが出ることもあります。AF速度もマクロが付いているせいか、少しゆっくりで、特に一旦見失ってしまうと復帰まで時間がかかることもあります。

それに比べると、RF50ｍｍｆ1.8はAFが早い印象ですね。フリンジも気になったことはまだないですし、逆光でもAFはかなり合います。気になるところとしては、ピント位置によって画角が結構変わるところ。かなり気になりますね。

f10

光芒はこんな感じ。結構好きな感じですね。

RF35ｍｍで気になっていた、補正無し時の歪みについては上のような感じです。上が補正無しのRAW現像、下がJPEG撮って出しですね。F4ってのもありますが、周辺減光はともかく、歪みは少ないレンズだと感じました。

もう一つ気になるところと言えば、ピントリングのトルク感。なんとなく昭和のロボットを動かしているような感触です。これはまぁ、良いけどね。

私がこのレンズを買った理由は、もちろん安いっていうのもあるのですが、フォトヨドバシでEF50ｍｍｆ1.8STMの写りを気に入ったからです。

http://photo.yodobashi.com/canon/lens/ef50_f18stm/

どれくらい気に入ったかというと、真剣に5DmarkⅢとセットで購入しようかと思った時期があったくらい。これ、緑の車の質感・ボケ感とか最高じゃないですか？今見ても欲しくなるけど、これは腕なのかな？腕なんだろうな。

EF50ｍｍｆ1.8STMよりも悪くなっていることはないでしょうから、EOS RとRF50ｍｍｆ1.8STMでもうしばらく撮り歩いてみたいですね。

1本10万円クラスのレンズと比べると、そこまで繊細な写りはしないように思えますが、でもその分軽いし安いからね。比べるものではないでしょうね。

ということで、今年はとりあえずこのままで、そのうちRF24-105ｍｍｆ4Lを手に入れよう。仕事が落ち着かないと買いにくいしね。